伯雲について

屋号『伯雲』の由来は
“禅”の言葉にある「青山元不動」白雲自去来」より頂いております。
この言葉は『せいざんもとふどう』『はくうんおのずからきょらいす』と読み、対句の禅語になります。

「青山元不動」

流れ行く雲の向こうには、悠然として動じない山がそびえています。
山の不動は、その動いてやまない変幻自在の雲の存在によって、逆によりいっそう強調されます。

「白雲自去来」

それは雲の自由ということ。現れたかと思えば消え、消えたかと思えばまたどこからともなく現れる。
まことに自由自在です。これは、何事にも囚われず執着しない心を白雲にたとえています。

           

青々と高くそびえ立つ不動の山を『　日本料理　』に置き換え、
私共は悠々と流れ行く雲の様に、どんな形にも変化出来る様な柔軟な心を持って日本料理を彩れたら…

そんな思いを込めて
白雲に『人』の一文字を加えて屋号を『伯雲』とさせて頂きました。